特許行政年次報告書2017年版公開

先月末(2017年6月末)に、特許行政年次報告書2017年版が公開されました。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/nenji/nenpou2017_index.htm

報告書によりますと、特許出願件数は、2015年318,721件から2016年318,381件と微減している一方、PCT出願は、2015年43,097件から2016年44,495件と増加傾向にあるようです。

商標出願件数は、2008年~2013年は10万件前後でしたが、2014年111,770件、2015年131,299件、2016年148,024件と大幅な増加傾向です。

気になる審査期間ですが、特許出願の場合は、審査請求から最初に審査結果が通知されるまでの期間(ファーストアクション期間)は、2016年平均が9.5ヶ月です。

商標出願の場合は、出願から最初に審査結果が通知されるまでの期間は、2015年平均は4.0ヶ月だったのですが、2016年平均は4.8ヶ月であり、弊所での案件についても2016年は2015年以前より審査結果が通知される時期が遅くなっているという実感に合っていました。

特許出願の審査については、一定の要件を満たせば、早期審査請求をすることができます。
https://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/souki/v3souki.htm

早期審査請求した場合のファーストアクション期間は、2016年平均が2.5ヶ月であり、通常の審査より7ヶ月も早く審査結果が受け取ることができます。

ビジネスの進み方の早い業界や、他企業との協業等を考えている企業では、自社の権利を明確にするために早期審査を活用してもよいと思います。


さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com

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