商標からはじめてみませんか。(その1)

IT企業の知財戦略といえば、はじめに「特許取得」と考えられる方が多いと思います。

しかし、特許を取得するのはハードルが高そうだし、どこに相談したらいいかも分からない、と思っているうちに日々の業務が忙しく、知財に関しては後回しという経営者のかたも多いのではないでしょうか。

そこで、1つのご提案として、特許よりも時間的、費用的に取り組みやすい商標からはじめてみてはいかがでしょうか。

貴社の事業として提供されているソフトウェアやサービスには、様々な名称がつけられていると思います。
その名称は、商標登録されているでしょうか。
また、その名称を、他社が商標登録していないでしょうか。

商標は、原則として早く出願したものが登録されますので、他社より先に使用していたとしても他社が商標登録すると貴社で使用することができなくなります。

近年の検索技術の発達により、ホームページで広告や製品紹介した商品名やサービス名は容易に検索することができるようになりました。ネット検索し、貴社のホームページを見つけた商標権者から商品名やサービス名を使わないようにという警告がくることも多くなっています。

警告の内容を検討した結果、自社の商品名やサービス名が他社の登録商標の同一類似範囲であると分かれば、いままで使用し、お客様から信用を得ていた商品名やサービス名を変更しなければならなくなり、名称変更に多大な労力や費用が必要となります。

そこで、新たな商品やサービスをリリースする際には、事前に商標について検討することをお勧めします。

弁理士が商標を調査や出願する際には、商品やサービスの内容をお聞きすることになりますので、商標の検討のなかから、特許の検討へも移行し易くなりますし、相談する弁理士との相性や得意な技術分野等を確認することもできると思います。


さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com/

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この記事へのコメント

Katsu
2011年09月10日 11:58
一般的な商標登録と、ソフトウェアの商標とは、なにか違う点があるのですか?
さわべゆみこ
2011年09月12日 15:39
一般的な商標(例えばお菓子に使用する商標)と、ソフトウェアに使用する商標で、権利範囲等が異なるわけではありません。しかし、ソフトウェアは提供のしかたによって、商品に使用するのかサービスに使用するのかが異なります。このあたりのことは、次のブログ記事で記載していますので参考にしてください。不明な点があれば、弊所HPからお問い合わせください。http://sawabe-pat.com/

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