知財ニュース:ソニーとLG電子が特許訴訟で和解

連日、多くの特許関連のニュースが報道されています。

本日は、ソニーとLG電子が特許訴訟で和解したニュースを取り上げます。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22670020110811

記事によれば、ソニーとLG電子は昨年10月から20件以上の訴訟を互いに提訴していたようですが、今回クロスライセンス契約を結び、互いの特許を実施できるようにするそうです。

クロスライセンス契約とは、ソニーとLG電子がそれぞれ保有している特許に対して互いに実施許諾する契約です。
クロスライセンス契約を結ぶことによって、互いに実施料を支払うことなく(一方の優位であれば、通常の実施料よりも低額な実施料を支払うことで)、互いの特許発明を実施することができます。

これによって、特許訴訟を継続する必要がなく(訴訟費用を削減できます)、もし特許訴訟で敗訴となれば高額な実施料を支払ったり、相手方が実施許諾してくれない場合は権利を侵害しないように商品やサービスの設計を変更するという恐れもなく(実施料の価格への上乗せや、新規開発費用が不要になります)、お互いに既存の商品やサービスを提供することができます。

今回は、大企業同士のクロスライセンスでしたが、企業規模に関わらず相手方が実施したい特許を保有していれば、相手企業が保有している特許をクロスライセンス契約で無償で実施できる可能性もあります。
また、相手企業から特許侵害で警告されたり侵害訴訟を提起された場合でも、自社特許を活用してクロスライセンス契約を結んだり、アライアンスを組むこともできますね。


さわべ特許事務所
http://sawabe-pat.com/


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